目を覚ましてその衣を守る者は幸福である

という言葉がある。

目覚めた目で見る世界は素晴らしい。色が溢れて、光に満ち溢れて、

美しい世界が広がっている。

その光り輝く世界を見て、僕は毎回思う。

この生に、この今に、感謝する。

1度目の臨死では光の世界に行った。
2度目の臨死では氷の世界に行った。
3度目の臨死では闇の世界に行った。闇の世界から光の世界に救われた。
4度目の臨死では宙の世界に行った。

ずっと戦場を歩み続けていた。

旅から戻れて、解放されて、自由になれた。

臨死で見た世界も美しい世界だったが、今はこの生に感謝して生き続けたい。